step1設計・現寸
総合建設会社などから依頼された設計図書をもとに、設計部門が3DCADシステム等を駆使し、作図する最も重要な作業で、さまざまな経験と技術を活かし、精密にかつ安全性を重視し作っていきます。 その後も総合建設会社や設備業者などと打ち合わせを重ね、慎重に工作図を完成させる、重要な工程の1つとなります。
総合建設会社などから依頼された設計図書をもとに、設計部門が3DCADシステム等を駆使し、作図する最も重要な作業で、さまざまな経験と技術を活かし、精密にかつ安全性を重視し作っていきます。 その後も総合建設会社や設備業者などと打ち合わせを重ね、慎重に工作図を完成させる、重要な工程の1つとなります。
まずは材料の手配を行います。一般的なサイズや規格のものであれば、1週間から1ヶ月ほどで入荷しますが、特殊なものが必要な場合は3ヶ月ほど要することもある為、工作図を確認し、必要な材料を確実に入荷させる為、慎重に手配します。さらに受入検査を行います。
鉄骨素材加工の最初の工程となる、開先・孔あけ・切断・ショットブラストなどを行います。 ここでの加工が後に、作業の低下や溶接不良を起こす可能性が高くなる為、より精密な加工が求められる重要な工程となります。
step3で一次加工した鋼材を工作図等に基づき、組立溶接を行います。 この組立工程では、溶接の際に出る熱による変形や収縮量を考慮し、各部材の位置を保たせたり、適度な歪み・拘束を加えたり、出来上がりの寸法に狂いが出ないよう、細心の注意を要します。
step4までに組立溶接された部材等の溶接を行います。鉄骨の強度に関わる重要な工程です。 溶接には様々な種類があり、人の手で行う溶接、ロボットによる溶接。様々な種類の溶接をそれぞれの部材の性質・種類・特徴、作業環境・能率などを考慮の上、最善の方法を選定し、精密に行う工程となります。
品質管理の為、製品検査を行います。 寸法計測検査、超音波探傷検査、外観検査などを行います。 担当者が最後の最後までしっかりと検査を行います。
製品の酸化を防ぐ為、錆止め塗装を行います。 環境に配慮しつつ、塗装の種類を設置条件により使い分け、最適な塗料を塗布し、製品の耐久性や外観を損ねないように配慮しています。
これまでの工程で作り上げられた製品を慎重に車輌に積込み、安全運転で現場まで運搬します。
全ての製品を低階層から順に組み立て、建物の重要な骨格が完成します。 「建物を支える重要な鉄骨加工」という仕事に誇りを持ち、日々技術の向上に励んでおります。